本文へスキップ

Ogata Investment 株式会社は、マーケティング・営業・財務のコンサルティング、社員研修、マンツーマンセミナーを専門とする会社です。

商品

商品<経営者の為の用語集経営財務情報








No528・・・商品


商品とは、企業が営業活動をする為に販売目的で仕入をし保有している

物品を処理する資産勘定科目で、仕入れた商品を処理する仕訳方法には、

分記法、総記法、三分法があり、期末に保有している商品は、バランスシート上では、

流動資産の部に表示します。


この商品の取得価額には、商品を仕入れた際に発生する引取費用を含める

ことが原則ですが、その引取費用には、直接引取費用と間接引取費用があり、

直接引取費用は、必ず取得価額に含めますが、間接引取費用は、税法においては、

商品の仕入価格の3%以内であれば、取得価額に含めないことが出来ると

定められています。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内

※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時~23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)

経営管理セミナー  ・予算作成セミナー  ・経営戦略セミナー ・マーケティング戦略セミナー

営業マーケティングセミナー予算作成通信講座  ・経営管理通信講座  

■組織の役割、部門の仕事、マーケティング、その他

組織の役割 ・部門の仕事 ・マーケティング経理利益貢献度経理合理化の後に残るもの 

■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報他

いる社員といらない社員 ・四方山話 ・日本の不動産相場  ・就職活動成功ポイント







ちなみに、プロダクトミックスを決定する際は、商品回転率を用いて、

交差比率を算出します。


尚、商品の直接引取費用と間接引取費用の内容としては下記の通りです。


商品の直接引取費用と間接引取費用の内容

①直接引取費用は、引取運賃、運送保険料、荷役費、購入手数料、関税などで
構成されている。

②間接引取費用は、買入事務費用、検収費用、整理費用、選別費用、手入費用などで
構成されている。


また、商品は、期末に棚卸を実施して、在庫の数量を確定しますが、商品の帳簿上の

数量より実際の在庫数量が少ない場合は、棚卸減耗損として処理します。


そして、商品は、製品半製品仕掛品原材料等とともに、棚卸資産を構成する

1つの要素ですが、棚卸資産である商品の評価方法には原価法と低価法があり、

低価法とは各四半期末毎に、商品の時価と帳簿価額を比較して、帳簿価額より時価が

下回っている場合は、その差額を棚卸資産評価損として計上し簿価を切り下げる

ことになり、 棚卸資産評価損計上の際に用いられる時価には、正味売却価額や

再調達原価などがあります。


ちなみに、商品の増減は、運転資金の金額に影響を与えますが、一般的に、

運転資金は、運転資本経常運転資金所要運転資金必要運転資金

必要運転資本とも呼ばれています。


尚、棚卸資産の評価方法には原価法には、下記の8種類の評価方法があります。


個別法・・・棚卸資産を個別の取得単価で評価する方法
先入先出法・・・古い棚卸資産から払い出すと想定して棚卸資産を評価する方法
後入先出法・・・新しい棚卸資産から払い出すと想定して棚卸資産を評価する方法
総平均法・・・期首棚卸資産と期中取得の棚卸資産の平均単価で棚卸資産を評価する方法
移動平均法・・・棚卸資産を取得するたびに平均取得単価を算出し棚卸資産を評価する方法
単純平均法・・・期中取得の棚卸資産の平均単価で棚卸資産を評価する方法
最終仕入原価法・・・最後に仕入れた単価で棚卸資産を評価する方法
売価還元法・・・棚卸資産の売価に原価率を乗じて棚卸資産を評価する方法


棚卸資産回転期間を構成する要素

商品回転期間
仕掛品回転期間
原材料回転期間


※商品が計上される場合の分記法、総記法、三分法の仕訳例は下記の通りです。


例①・・・商品を税込10500で掛け仕入した場合。

分記法

(借方) (貸方)
商品 10000 買掛金 10500
仮払消費税等 500



総記法

(借方) (貸方)
商品 10000 買掛金 10500
仮払消費税等 500



三分法

(借方) (貸方)
仕入高 10000 買掛金 10500
仮払消費税等 500




例②・・・税込10500で仕入れた商品を税込12600で掛け売りした場合。


分記法

(借方) (貸方)
売掛金 12600 商品 10000
商品売買益 2000
仮受消費税等 600



総記法

(借方) (貸方)
売掛金 12600 商品 12000
仮受消費税等 600



三分法

(借方) (貸方)
売掛金 12600 売上高 12000
仮受消費税等 600




例③・・・上記例①と例②において、期首在庫は1000、期末在庫は500とし決算処理を行った場合。


分記法は、仕訳なし


総記法

(借方) (貸方)
商品 2000 商品売買益 2000



三分法

(借方) (貸方)
仕入高 1000 繰越商品 1000
繰越商品 500 仕入高 500
損益 500 仕入高 500



※在庫に関する用語一覧

棚卸資産(在庫) 商品 製品 仕掛品 原材料
未成工事支出金 回転期間 回転率 棚卸資産回転期間 棚卸資産回転率
在庫回転期間 在庫回転率 商品回転期間 商品回転率 仕掛品回転期間
仕掛品回転率 原材料回転期間 原材料回転率 在庫管理 在庫計画
在庫予算 在庫投資 在庫金利 在庫管理の方法 棚卸
デッドストック プロダクトミックス 交差比率 適正在庫 安全在庫




商品に関連する用語

棚卸資産担保融資

流動資産担保融資保証制度

売掛金完成工事未収入金

特定商取引に関する法律

販売サイト







バナースペース











関連ページ

在庫
デッドストック
在庫管理
在庫計画
在庫予算
在庫投資
在庫金利
棚卸資産回転期間
在庫回転期間
在庫管理の方法
経理の仕事
財務の仕事
経営企画の仕事
経理業務等の効率化・合理化
経理業務等の利益貢献度
経理・財務・経営企画の転職成功
財務計画の役割と作成方法
予測財務諸表作成方法
簿記がわからない経理
予算編成業務の問題と課題
予算管理制度
経営計画
単年度経営計画
中期経営計画(中計)
長期経営計画
予算実績管理
経理部の役割
財務部の役割
経営企画室の役割
CFO(最高財務責任者)の役割
管理会計の役割
総合予算
企業価値評価
資金繰り
資金繰り表の作り方
資金繰り表
年末調整
法定調書
償却資産税
住宅ローン減税
源泉徴収票
源泉税
配当金
株主
議決権
税務調査
プライムレート
短期プライムレート
長期プライムレート
長期金利
短期金利
固定金利
変動金利
資金調達
直接金融
間接金融
住宅ローン
投資用不動産
任意売却
専任媒介
一般媒介
生命保険
損害保険
ヘッドハンティング
人材紹介会社
クレジットカード
不動産担保ローンとレバレッジ効果
財務
信用リスク
ノンリコースローン
借入金
短期借入金
長期借入金
一年以内返済長期借入金
コミットメントライン契約
当座貸越契約
エクイティファイナンス
デットファイナンス
手形割引
割引手形
支払利息
劣後債
劣後ローン
長期前払費用
未払金
未払費用
借地権
事業計画書
損益計算書(PL)
スタグフレーション
路線価
日本銀行
工作機械
未収入金
資本金
経常利益
売上総利益
預り金
貯蔵品
CVP分析
売上高総利益率(売上高粗利益率)
売上高営業利益率
売上高経常利益率
回転率
計算書類
投資有価証券
前払金(前渡金)
D/Eレシオ
棚卸資産回転率
リスクプレミアム
営業外収益
当座資産
資産除去債務
有利子負債比率
損益分岐点(BEP)
受取利息
小口現金
のれん代
雑損失
財務会計
仮払消費税等
地代家賃
リチウムイオン電池
資金繰り表の作り方
実効為替レート
実質為替レート
手元流動性
手元流動性比率
商品回転率
NT倍率
交差比率