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総合原価計算＜経営者の為の用語集＜経営財務情報

No759・・・総合原価計算


総合原価計算とは、製品を販売予測に基づいて大量生産する場合に用いる

原価計算のことで、総合原価計算の種類としては、単純総合原価計算、

組別総合原価計算などがあり、総合原価計算は、個別原価計算に比べて、

手間がかからない計算方法です。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ






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この総合原価計算と個別原価計算の違いとしては、総合原価計算は、

製品を見込生産や大量生産する企業で用いられる計算方法で、

個別原価計算は、顧客の注文に合わせて生産する、受注生産をしている

企業で用いられる計算方法です。


ちなみに、原価計算は、実際原価計算、標準原価計算、予定原価計算に大別できます。


総合原価計算の主な種類とその内容は下記の通りです。


総合原価計算の主な種類と内容


�@単純総合原価計算・・・１種類の製品を販売予測に基づいて大量生産する
場合に利用する原価計算。

�A組別総合原価計算・・・種類の異なる複数の製品を大量生産する場合に
用いる原価計算。

�B等級別総合原価計算・・・同じ種類の製品を、サイズ、品位、形状、
重量などによって等級に区別する場合に用いる原価計算。

�C工程別総合原価計算・・・製造プロセスにおける、生産工程が複数あり、
製品を大量生産する場合に利用する原価計算。

�D連産品総合原価計算・・・同じ工程で、同じ材料を用いることにより、
複数の製品を生産する場合に利用する原価計算。


そして、総合原価計算の流れとしては、原価要素である、材料費、労務費、経費の

当月消費高が、仕掛品に集計され、完成品原価だけが、仕掛品から製品に集計される

ことになります。


尚、総合原価計算では、減損、仕損、副産物、作業屑などを考慮して、

完成品原価と月末仕掛品原価を算定することになります。