No46・・・ちょっと気になる監査法人の姿勢
最近の監査法人は厳格な監査姿勢を徹底しているところが 多いようですが、
監査が終わった後の派手な接待を受ける こともいまだに徹底しているようです。
その一例として、最近ある株式公開準備をしている経営者と食事をする機会があったのですが、
その経営者が次のように嘆いていました。
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「この間は、某高級鮨屋から始まって、次は高級クラブ、その次は
担当の先生の行きつけの高級クラブ 、最後に軽く 食事をして終了したのですが、終わったのは朝の4時で、
その日 の支払い金額の合計は数十万円でした。いつもだいたいこんな感じ です。最近は監査が厳しくて、
担当の先生に飲みに行くのを せがまれると断れないんですよね。」
この手の話は、程度の差こそあれちらほら耳にしますが、
監査法人もやはり人間なので、接待されると心情的に甘い監査に
なってしまうこともあるでしょうし、どこかのドラマではないですが、
企業から手心を加えるよう依頼をされて断れなくなるケースもあるで しょう。
監査法人にそんな仕事をされると、私達個人投資家にも何時火の粉が
降りかかるか分かったものではありません。
監査法人は高い公共性を担っているので、専門的知識だけを磨くので
はなく、その専門的知識を正しく使いこなせる人格を磨いて欲しい と思います。