No76・・・株価が下落することは悪いことか?
最近の相場のように株価が下落する傾向が続くと、多くの投資家は、
悲観・不安・恐れ等の気持ちを抱くと思います。
そして、株価の下落は、投資の悩みへと繋がります。
しかし、何がそれらの気持ちを抱かせるのでしょうか?
それは、自己の投資資金が減少するかもしれないという
恐れがそれらの気持ちを抱かせてしまうはずです。
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
しかし、世の中に絶対安全な投資対象等存在しないのです。
絶対安全な投資対象が存在しなければ、投資家に出来ることは、
投資対象の中から安全の可能性が高いと思われるものを
選択するだけなのです。
私が投資を実行するに当たり重要であると考えている事は、
主に次の2つです。
@投資の安全性
A投資資金に対する利回り
投資に対する利回りを上昇させてくれる条件は至って単純で、
それは、いかに安く投資することができるかです。
安く投資できる状況とは、投資対象が値下がりしている時です。
例えば、利息又は配当金が50円の投資対象があるとします。
この投資対象を、1000円で買う事が出来れば、利回りは5%ですが、
もし、200円で買う事が出来たなら、利回りは25%になります。
あるいは、その投資対象の本来の価値は1000円であるにもかかわらず、
群集心理に影響されたパニック相場の中で、その投資対象が400円まで
下落した時も当然高い投資利回りを得るチャンスになります。
ということは、株価の下落は悪いことや悲観をすることではなく、
投資家にとって最も歓迎すべき好材料であるはずなのです。
そして、そのような投資対象が見つかれば、次はその投資対象の安全性が
問題になりますが、先ほどもご説明したように、この世の中に絶対安全な
投資対象はありません。
その中であえて安全な投資対象を選ぶとすれば、他の投資対象との
比較でしか安全性を評価することは出来ないはずです。
そして、安全性が高いと思われる投資対象が下落をすればするほど、
リスクは更に限られてくるので、安全性が高いと思われる企業の株価の
下落は投資家にとっては大歓迎なことなのです。