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株価が下落することは悪いことか?

株価が下落することは悪いことか?<ちょっと気になる四方山話経営財務情報








No76・・・株価が下落することは悪いことか?


最近の相場のように株価が下落する傾向が続くと、多くの投資家は、

悲観・不安・恐れ等の気持ちを抱くと思います。


そして、株価の下落は、投資の悩みへと繋がります。


しかし、何がそれらの気持ちを抱かせるのでしょうか?


それは、自己の投資資金が減少するかもしれないという

恐れがそれらの気持ちを抱かせてしまうはずです。






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しかし、世の中に絶対安全な投資対象等存在しないのです。


絶対安全な投資対象が存在しなければ、投資家に出来ることは、

投資対象の中から安全の可能性が高いと思われるものを

選択するだけなのです。


私が投資を実行するに当たり重要であると考えている事は、

主に次の2つです。


@投資の安全性

A投資資金に対する利回り


投資に対する利回りを上昇させてくれる条件は至って単純で、

それは、いかに安く投資することができるかです。


安く投資できる状況とは、投資対象が値下がりしている時です。


例えば、利息又は配当金が50円の投資対象があるとします。

この投資対象を、1000円で買う事が出来れば、利回りは5%ですが、

もし、200円で買う事が出来たなら、利回りは25%になります。


あるいは、その投資対象の本来の価値は1000円であるにもかかわらず、

群集心理に影響されたパニック相場の中で、その投資対象が400円まで

下落した時も当然高い投資利回りを得るチャンスになります。


ということは、株価の下落は悪いことや悲観をすることではなく、

投資家にとって最も歓迎すべき好材料であるはずなのです。


そして、そのような投資対象が見つかれば、次はその投資対象の安全性が

問題になりますが、先ほどもご説明したように、この世の中に絶対安全な

投資対象はありません。


その中であえて安全な投資対象を選ぶとすれば、他の投資対象との

比較でしか安全性を評価することは出来ないはずです。


そして、安全性が高いと思われる投資対象が下落をすればするほど、

リスクは更に限られてくるので、安全性が高いと思われる企業の株価の

下落は投資家にとっては大歓迎なことなのです。